日本映画の制作委員会ってなに?
日本で作られる映画は制作委員会方式というものがとられている。
制作委員会とは?
これ長いしけっこう難しい話なんだけど、なんとなく制作委員会方式が足かせとなって海外展開できないってのはわかった。
これって制作委員会方式にこだわるかぎり、国内市場しか見込めない、ようするにでっかく儲けることが不可能だからちっさくまとまる、そして確実に少しは儲かる映画しか作られないのでは?
日本映画が少女漫画原作の人気イケメン俳優(20歳オーバーでも)を使い学芸会高校生恋愛クソ映画ばかり作る理由もここにある気がする。
ようするにコケても痛くないってことだよね。
大きくアテる気はないんだ・・・
海外が、いろんな国で展開することを前提としているのに対してこれではやっぱりよくないなーと思うのだけど。
そして原作者がこういうことを知らないで国内に安売りしてしまった結果、海外からオファーがきても展開できない場合があるというのは興味深い。
ヤマザキマリさんもこの問題にふれてたよね。(映画は大ヒットしたのに、原作料の100万円しかもらえないって)
私としては、原作者が一番偉くないとおかしいと思う。
そして一番リスペクトされるべきだと。
で、気になるのがアニメもこれと同じ問題ないかな?ってとこ。
アニメも制作委員会方式で、原作者はちっとも儲からないって。
儲けは原作料とアニメがヒットして認知度が上がったことによる原作の売り上げがあがったらその分だけって感じらしい。
ちょっと複雑な問題なのですぐに飲み込めないけど(メリットもあるので)、今こそぶっ壊してくれる人はいないんだろうかねぇ・・・
アニメも映画も世界にはばたいて、そして原作者もドリームできる環境が望ましいと思うよ。
偉いのはモノを作っている人であってほしいよ。