更年期障害は人間とシャチだけだった
概要:なぜ人間とシャチだけ閉経するのか?本来ならいつまでも生殖能力があった方がよさそうなのに・・・?
まず更年期障害がシャチと人間だけとは知らなかった。
人間は平均寿命を知恵でのばしてきたから、本来の寿命を飛び越えてしまったことにより、生殖能力の限界が現れたことが更年期障害の正体だ、と思われていたという。
けれどそれでは寿命をのばしてきたわけではないシャチに更年期障害があることの説明が付かない。
それで今おばあちゃん仮説というものがあるらしい。
ようするに生殖能力は終わっても、娘や孫をおせわするからという感じ。
たいていの動物はすぐに独り立ちしてしまう。
いつまでも家族というカタチを残し続けていく人間ならではのことなんだろうか。
たとえば人間に更年期障害がなかったとすると、おばあちゃんになっても赤ちゃんが産める。
でも、障害をもったり、自分自身がまともにおせわをできない可能性がある。
賢いがゆえに体には限界をもうけ、それ以降は群れを維持するべく
お世話係になるよう仕組まれているのかもしれない。
シャチはどうなんだろう?
更年期障害ってあたりまえだと思っていたからなんか不思議な話だ・・・