【サメ】猟奇的殺鮫事件
概要:どう猛で有名なホホジロザメをさらにどう猛なシャチさんが食い始めた・・・?!
死体は肝臓だけをきれいにえぐりとられていた。
・・・
この一文だけ見ると猟奇殺人の推理小説か何か?と思うけど違う。
シャチに喰われたホホジロザメの死体なのだ。
海に打ち上げられた3頭の死体はすべて肝臓を噛みとられており、研究の結果シャチのしわざだと分かったのだという。
「自然は残酷だ。スクワレン豊富な肝臓だけを外科医のように切り取って、残りは打ち捨てるシャチの抜け目なさを思うと、ショックで声も出なかった」
という研究者。
シャチはとても賢い。
通常反撃される可能性のあるホホジロザメを食べないはずなのだが、体当たりをして気絶したところを喰うという恐るべきハンティングを観光客が目撃したらしい。
これを学習したグループは体当たり法を使い、ホホジロザメをもエサにしたのだとしたら・・・
amazonビデオでみたイルカの狩りの仕方もすごい。
海の底をたたいて泥を巻き上げる。
それをつなげて円形になるようにする。
円形にどろがまきあげられた範囲の中にいた魚はあわてて逃げだそうと海面にジャンプしだす。
そこに口をあけて待っているイルカ。
まさに入れ食い状態の魚を悠々喰う。
これはこの地域限定のイルカしかやらないらしい。
地域で新しい狩りの仕方をあみだし、仲間と共有したからなんだろう。
今回のシャチも地域限定のワザだと思いたいがはたして・・・